D's RPAブログ

RPAに関する記事を不定期で投稿!

RPAツールレビュー002:UiPath

GW毎日投稿企画★vol.08

今日は自室にこもってコードギアスを1話から観ています。

息抜きにRPAツールレビュー! 第2弾は人気の【UiPathです。

 

概要: 

発祥の地はルーマニアブカレスト。(2005年)

日本法人である「UiPath株式会社」は2017年に設立されました。CEOは長谷川康一さん。

日本国内でユーザーも多く、人気もあるRPAツール。

結構お金をかけてイベントや広告をうっているイメージがあります。

 

当初ユーザーインターフェースは英語のみでしたが、「日本語」にも対応完了。

オンラインマニュアルも日本語で読めます(英語直訳感はある)

 

アクティビティと呼ばれる「部品」を組み合わせて「シナリオ」を作成するタイプ。

見た目はフローチャートに似ていると言えます。

 

シナリオ作成と実行が可能な「フル機能版」は年間ライセンスで約80万円。

WinActorと同じく、フル機能版といっても「管理機能」はありません。

別ツール【UiPath Orchestrator】が必要となります。

 

プログラミング未経験者が扱えるのか? 

いきなりは無理です。WinActor以上にプログラム的な考え方が要求されます。

ただ、UiPathの場合は無料のオンライン教材「UiPath Academy」があり、

動画視聴とシナリオ作成練習、テストを繰り返すことで基本操作を身に着ける事が可能。

ただし、Academyを最後までこなすには気合と根性が必要です。

 

プログラミング経験者は? 

システム開発で馴染みのあるフローチャートの様に「シナリオ」作成が可能で、

気を遣えば、一定の可読性を確保することが可能です。

変数のスコープ(有効範囲)や変数の型(格納するデータの種類を指定)など

バグを内包させない工夫ができる点はまさに、プログラミングに近いと言えます。

 

使ってみて良かった点: 

・無料版「Community Edition」で気軽に試せる

・Selectorで確実に操作対象を指定できる

・実行前に不具合箇所がある程度わかる

・UiPath Academy、オンラインマニュアル、個人ブログ等のWeb情報が多い

・公式のForumで問題解決の相談ができる

・シナリオ作成画面で「アクティビティ(部品)」の配置がある程度自由

・「アクティビティ(部品)」に細かなパラメータ設定が可能

・WinActorと比較して処理が速い

 

使ってみて気になった点: 

・日本語UIだと逆に使いづらい

・Windows10のタイムスケジューラからの無人起動禁止

・Selectorが足かせになる場合あり

・RPAツールの更新が頻繁

・昔のUiPath Academyは苦行

 

 どうでもいいけど、個人的に気になる点:

・オリジナルキャラクター不在

・Orchestratorの存在(いいね!という話題を聞かない)

・UiPath Developer Communityの方向性

 

最後に、、、。 

私が個人的に推しているRPAツールが UiPath です。

ただ、全てを無条件に愛しているワケではありません。

 

これからも色々なRPAツールに触れて、良いところは「良い」

ダメなところは「ダメ」だと発信していくつもりです。

ではまた!